11.02.2008

サーフィン


写真は、ライフガードのKevin.
とっても気の良いお兄さん♪
Kevinにはワイキキからちょっと離れたカイマナビーチに行くと会えますよ〜♪

ハワイは昨日がハロウィンでした。
ワイキキでSurf Festがあると友人に誘われて行ってみました。
それぞれが、いろいろなコスチュームを来てサーフィンしているのは結構面白かったです。
板を持って海に行かなかったのでビーチから見ていました。
そうしたら、「どうしてやらないの?」と半ば強引に海へ・・・。笑
こんなことなら最初から用意してくれば良かった・・・笑
だけど、やっぱり海は楽しいっ!


サーフィンは私にとってすでにスポーツではなくなって、自然との一体感を感じる瞑想のようなもの。スピリチュアルクレンジングのような心と身体のデトックス。
そして、人生そのもの。

目の前に迫る大波を恐怖にも似た思いで越え、沖の波待ちポジションまで出ると今までの荒波が嘘のように平穏な海が待っています。

波待ちをして、良い波が来るのをひたすらジッーと待って、良い波が来たら周りの人に負けないよう逃さず乗る!
同じ波は二度と来ないから。

波をキャッチ出来たとしても、テイクオフでもしも失敗したら、波に巻かれて海の底へと引きずり込まれ、最悪の場合、岩に当たって怪我をするかも知れない。やっと水面に出て息が吸えたと思ったら、また次の大波が頭の上から落ちてきてまた海の底へ・・・。
だけど、恐怖心をはね除けて思い切って立ち上がりうまくメイク出来た時には、最高のエクスタシーが待っています。

なんか、私たちの人生に似ていませんか?

私の生き方の原点は18歳の時に始めたサーフィンから教わったことがベースになっていると言っても過言ではありません。

始めたころは、いつかあの大きな波に乗れるようになりたい!という思いで、ただひたすら練習、練習、練習。
ひたすら練習でした。
自然との一体感を感じる余裕もなく・・・。

ある程度乗れるようになって、いろいろな海に入り地形や気象条件で違ういろいろな波を知りました。

ロミロミを始めてから、過去の経験とスピリチュアルなこと、周りにいる人と自分の身の周りで起こる状況など、いろいろなことが繋がり私の価値観のベースになっているもの、それは、この海から教わったことや海を通して出会った多くの人たち、そこから学んだことが大きく作用していると気付きました。

世界中から有名なサーファーが集まるサーファーの聖地と呼ばれるノースショアの海に初めて入った時・・・
Wahiawaのパイナップル畑を海から見て、すごく感動したのを良く覚えています。

誰をも受け入れてはくれない冬のノースショアの海に入れて、がんばった人にだけもらえるご褒美のような。。。
そんな気がして、嬉しくて嬉しくて・・・

"この水面にキスしたい!" と思って、水面にキスしました。笑


パドルアウトアウトで沖に出るまでの間は、見たこともない3階建てくらいの壁のような大波が迫って・・・


今まで感じたことのない恐怖を感じて、無事に生きて砂浜へ戻れた時には、砂浜に抱きついてキスしたい!とさえ思いました。
ロミロミを始めて、これこそが大自然と繋がり大自然の偉大さに感謝するという感情なのだと、言葉や文字で聞いていたことと自分の経験が繋がって理解ができたのです。


「スピリチュアル」なことは、決して神頼みのようにすがったら助けてくれるというものではありません。
宿命というファウンデーションに運命というデコレーションをし夢を現実にする力は、日々の努力と心の在り方、そして自分自身の考え方の積み重ね・・・

私は、その方程式に気付いた時、目の前にある仕事にやりがいを感じ周りにいる人や、目に見えないものに対してリスペクトし、感謝する気持ちが芽生えました。

同じ海でも、季節や、気象条件、月の満ち欠けや潮の満ち引きの時間帯によってもまったく姿を変える波。
サーフィンを通して学んだこと、これこそ、大自然の神秘や一体感、そして宇宙の存在を感じさせてくれていた、私にとっての大きな財産です。

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