11.06.2008

サムシング・グレート

今までにも、私はこのブログで宇宙の法則や宇宙の存在のお話をしました。

ロミロミマッサージで、なぜ宇宙?
ロミロミマッサージで、なぜ生き方?

と、繋がらず怪しげなイメージを持たれた方もいるかも知れません。

が、宇宙の成り立を考えると、生命が偶然の重なりではなく、宇宙の意思による必然の産物であるという考えは格別珍しいものではありません。
世界的に有名な遺伝子研究の権威である筑波大学の名誉教授村上和雄先生は、「サムシング・グレート」という言葉で、大いなる創造主の存在を名言されています。

先生によると遺伝子研究をしていると、この宇宙には人知を越えた不思議な意志が働いていてるとしか考えられなくなってくるといいます。

人間の細胞一個の中には、三十億もの遺伝子情報が書き込まれており、この情報量を本に換算すると、千ページの本が千冊分という膨大なものになります。これほどさくさんの情報を持った遺伝子情報が書き込まれている
さらに驚きなことはDNAの微細さで、地球上に住んでいる60億人分のDNAすべてを合わせてみても、たった米粒一個の重さにしかならないというのです。
しかも、これほど微細なスペースの中に、恐ろしく膨大な情報が何の狂いもなく理路整然と書き込まれいている上に、地球上に存在している生物すべてが同じ四つの文字からなる遺伝子暗号によって生かされている。

このことを考えるとまったく奇跡というべきで、何らかの偶然で自然に出来上がったものとは考えにくい。人間の想像をはるかに越えた、宇宙全体をつかさどっている「何か偉大なもの」の存在を想定しないと説明がつかない。

そういう存在を村上先生は「サムシング・グレート」と名づけたのです。


サムシング・グレート、それは何ものであるかわからないが、宇宙や生命を作り出した偉大な存在のことです。人によってはそれを神といい、私はそれを大自然の神々とか、宇宙の流れとか意志と呼んでいます。
こうした偉大な「何か」が存在していることは、私自身の今までの経験の中でも感じていますし、肯定されるべきだと思います。

そうでないかぎり、この宇宙の生成発展や、生命の神秘的かつ精緻な仕組みを説明することはできないのです。

私はロミロミを施術する際に、この何か偉大な力の源と繋がり私の体を通して掌から伝えています。

ロミロミを施術した方から必ず、「モアナさんの手は温かいですね。」と言われるのですが、それはきっと、この見えざる何か偉大な力が伝わっているということに間違いないのです。


※参考文献 稲森和夫著『生き方』

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