11.04.2008

前世は従軍医師かナイチンゲール?

実は私、昔、歯科衛生士でした。

高校卒業後の進路を決める際、4年制の大学へ行って普通のOLになってオフィスで働く、という自分の姿がイメージ出来ず。。。


そして・・・


"ナースキャップをかぶりたい!"


という安易で単純な理由で看護婦(当時は看護婦と言っていました。)になりたいと思いました。
看護学校の受験科目は、理数系。
でも、私は高校時代文系クラスを取っていたので、数学や科学、物理といった理数系科目の受験は結構難しいものがあり、英語、国語、の文系の2科目で受験出来る某短期大学の歯科衛生科を受験しました。

ナースキャップをかぶりたいばっかりに・・・。笑

その頃の私は、ドンキホーテでコスプレの衣装が買えるなんてことは知らなかったので・・・
とっても純でしたね。笑

あの頃、もしもドンキがあったら、歯科衛生士にはなっていなかったのだろうか?笑
なんて。



なにはともあれ、めでたく歯科衛生科に合格し、歯科衛生士の国家資格を取り、東京の歯科医院で働き始めました。
キャリア10年以上の先輩衛生士とドクターの、3人だけの小さな歯科医院でした。
院長はペリオといわれる歯周病治療専門の歯科医師で、歯周病の外科手術なども頻繁に行なっていました。

衛生士としての技術向上や経験の場としては素晴らしい環境だったのですが、毎日が3人だけの閉鎖的な世界で、若かった私にはだんだんと、もっと世間一般の社会を知らなくては・・・という思いが芽生え始めていました。
そして、就職して2年ほど経ったそんな時、突然転職の話が舞い込みました。

一般企業の医療機器を扱う会社の営業事務の仕事でした。
まったく違う職種でしたが、医療系ということで採用してもらい新しい環境で働き始めました。
それが私にとっての、一般社会での社会勉強の始まり。
ですが、20代の頃の私は、どんなことも今しか経験できない!なんでもしたい!という思いが強くて、25歳の時、オーストラリアへワーキングホリデーに行きました。
当時、ビザを取得出来る年齢制限が25歳までとリミットがあったので、25歳になる寸前に会社を辞め飛び立ってしまいました。
今思えば、ものすごい勢いでしたね。笑


帰国後、縁あって、酒類メーカー、出版社、そして広告代理店と渡り歩き、様々な仕事を夢中でこなしました。

とりとめの無いような転職に思われがちですが、私の中で共通しているのは、世の中へ何かを伝え送り出すということ。
それを何より求めていて、楽しくて仕事を選んでいたように思います。


正直に言うと、高校卒業後の進路を決める際にOLになりたくないな〜という思いがあったので、会社員時代には、


「あれれ?なんで今私はオフィスワークしてるんだろう?」


という疑問がたまにフッて湧いたりしていました。

でも、今、ハワイでロミロミに出会いスピリチュアルな感覚が目覚めてくるとともに、いつの間にかマッサージセラピストのライセンスを取っている自分と、今までの経験がすべて意味のあるものだったのだと繋がった時、目の前の仕事にやりがいを感じ、これからの自分の使命が分かりました。


高校卒業後の進路は、



”ナースキャップをかぶりたい!”


という安易で単純な理由でしたが、私は、歯科衛生士の学校で、マッサージの際に最も必要な解剖学、生理学、薬理学などなど・・・

例えば、病理学では細菌とウィルスの違いとか、清潔と不潔の違いとか、インフォームドコンセントなどなど・・・
基礎的な医学的知識を、あの時すでに学んでいたのです。


歯科衛生士の仕事を離れてから後、10年ほど企業で働きました。
当時「なんで?」と思いながらも働いていたその時の経験は、今、いろいろな人にロミロミの素晴らしさを伝えることに役立っています。


そう考えると、私がハワイで偶然ロミロミに出会ってしまったのにも大きな意味があると感じざるを得なく、そしてこれこそが、これからの自分の使命のような気がしてなりません。



そして・・・



ロミロミに出会い、スピリチュアルな感覚が目覚め出したとたん、今まで感じなかったことや目に見えなかったことが見えるようになって、自分の魂の前世の記憶も蘇ってきました。


子供の頃、良くお医者さんごっこをした記憶があります。
けれど、良く子供にありがちな内科的な診察ごっこではなく、私はたいてい救急箱を取り出して、ありもしない傷の消毒をしては包帯やガーゼを巻いてみたり、三角巾を使いこなして骨折の手当をしてみたり、と、そんな具合でした。
他にも、解剖図鑑が大好きで図書館に行っては、ずーっと眺めていたり、当時近所に新しく出来た大学病院の中を探険したりと。
病院の中を遊び場にしている子供って変ですよね。笑


衛生士学校時代に大学病院へ実習に行った際に、初めて目にする血まみれでグロテスクな外科手術の光景を見た時も、まったく初めてのような気がしなくて、気持ち悪いとも思わずむしろ興味津々でした。
傷や血を見るのは昔から全然平気だったんですね。



ソウルメイトと思われる彼との運命的な出会いにも、前世の繋がりを感じています。

前世は何度もありますから、そのうちのひとつなのですが、彼との繋がりで私に見えるのは、戦地での粗末な施設で、次々と運ばれてくる傷付いた人たちの手当てをしている戦場のような場所。
彼は、そこの医師でともに働いていた仲間のような気がします。

私の前世がナイチンゲール自身だったのかどうかは分りません。
医師だったのか、看護士だったのかどちらかも分りませんが、戦場で傷付いた人たちを助けていた前世があるとしたら、私が子供の頃、良く救急箱を取り出しては傷の手当をしてみたり、病院の中で遊んでいたというのも頷けますし、無性にナースキャップがかぶりたかったことも頷けます。


私がやっていきたいと思うロミロミの姿は、スピリチュアルなエネルギーワークのマッサージだけでなく、癒しを与えるだけの"ヒーリリング" だけでもありません。

法律的にマッサージセラピストが "治療行為" を行なうことは出来ませんが、ホリスティックなと治療と言えるようなロミロミをしていきたいと思っています。

それは、昔ながらの町医者の先生のように、いつでもどんな時でも診てあげることの出来る環境作りや、患者さんがどんなことでも話せる信頼関係の構築、かつての古代のカフナたちが行なっていたようなトータル的なロミロミが出来ることが理想です。


私はマッサージセラピストですから、治療と呼ばれる行為は出来ませんが、かつての古代のカフナ達がそうであったように "医師の役目" があるということを心に置いて、あらゆる役目を果すべく患者さんと接していきたいと思っています。

そして授かったMoanaという名前に負けないよう、いつも心に愛を持ち、どんなことも受け入れられる深い海のような大きな心の持ち主でいられるよう努力していきたいです。

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